【徹底比較!!】日本三名湯 「草津、別府、下呂」 比較したことで分かった魅力とは?

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【徹底比較!!】日本三名湯 「草津、別府、下呂」 比較したことで分かった魅力とは

どうも~ RYU10でございます~

今回は、日本三名湯として名高い「草津温泉」「別府温泉」「下呂温泉」をそれぞれ比較し、その魅力を再発見したと思います!!「どうしてそんな有名なの?」「三つの中でどこが一番なの?」「それぞれの違いが知りたい」という方はぜひ最後まで楽しんでください!!

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この記事はこんな方におすすめです。

・温泉が好きだ

・温泉の魅力を知りたい人

・どうして草津、別府、下呂温泉が人気なのか知りたい人    など

評価規準

今回の評価規準です。以下の10観点です!

温泉枠:歴史、温泉の効能、年観光客数、宿数、ホテル数、飲食店数
ネット、SNS枠:2023年じゃらん温泉ランキング、2022年版楽天トラベル人気温泉ランキング、Instagram投稿数、TikTok視聴数 

それでは行きましょう!!

温泉枠

歴史 (各公式サイト より)

草津温泉

草津温泉開湯については諸説様々で、約1800年前の日本武尊発見説、奈良時代の高僧・行基発見説が伝えられ、鎌倉時代には源頼朝が入浴したことも知られています。この様に歴史上の人物が発見したとされるのは、太古の昔から、草津温泉の泉質がそれだけ有名であったことの証と言えるかもしれません。

また、草津温泉の中心に位置する湯畑を囲む石の柵には、 草津温泉を訪れたゆかりのある著名人、その時代を代表する偉人として選出された「草津に歩みし百人」の名が刻まれています。なかには、源頼朝や日本武尊、田中角栄、行基、志賀直哉など様々な偉人が訪れています。


下呂温泉

下呂の温泉街から4キロほど離れたところに、湯ヶ峰という海抜1,067mの山があります。この山はおよそ10万年前に噴火した火山といわれ、下呂温泉は最初、この湯ヶ峰の頂上付近で平安時代の中頃にあたる天暦年間(947~957年)に発見されました。
下呂温泉の発見年代については、この天暦年間とする書のほかに延喜年間(901~923年)と記した書物もあります。八代将軍の飛騨代官を勤めた長谷川忠崇が、将軍吉宗の命により完成した「飛州志」には天暦年間とあり、「飛騨編年史要」には延喜年間とあります。

下呂温泉が名湯であることを初めて天下に紹介したのは、室町時代の京都五山の僧、万里集九でした。その詩文集『梅花無尽蔵』には「本邦六十余州ごとに霊湯あり。その最たるものは、上州の草津、津陽の有馬、飛州の湯島(下呂)、この三か所なり」と記されています。
江戸時代には儒学者林羅山も万里集九と同様の評価をしており、『林羅山詩集第三西南行日録』には「我が国は諸州に温泉を多く有す。その最も著しいものは、摂津の有馬、上州の草津、飛騨の湯島(下呂)、この三か所なり」とあり、さらに「今、有馬、草津は広く世の知るところとなり。湯島は古来の霊湯たること、遠く知るもの少なしといえども、入湯する人はその験を得ざることなし」と続き、下呂温泉が名湯であることを伝えています。


別府温泉

別府温泉は、8世紀の初めに編まえた「伊予国風土記」に「神代の昔、少彦名命(すくなひこなのみこと)と大国主命(おおくにぬしのみこと)の二柱が伊予の国を訪れた時、少彦名の命が病を得て卒倒し、嘆き悲しんだ大国主の命が、豊後水道の海底に長いパイプを敷いて、別府の温泉を道後へ運び、少彦名の命を湯浴みさせ、病気が回復した」と記されています。豊後風土記にも赤湯泉(血の池地獄)などの記述があります。

鎌倉時代は、大友頼泰が元寇の役で傷を負った武士を癒すため、別府、鉄輪、浜脇などに療養所をつくったとの記録が残されています。
江戸時代・元禄7年には、医学者貝原益軒が残した「豊国紀行」にも温泉場の賑わいが記述されています。明治にはいると、「上総(かずさ)堀り」による掘削技術が進み、別府温泉は一気に発展し、明治の後期でも約1,000孔の掘削井があったと言われています。
昭和においては、戦後の社会情勢の安定化や経済復興に伴い、温泉開発の勢いが増し、昭和30年代から40年代は急激な温泉開発の時代でありました。

温泉の効能 

草津温泉

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症などといわれています。

下呂温泉

リウマチ、運動機能障害、神経症、神経麻痺、病後回復、疲労回復など、pH9.2で天然の石鹸効果で、滑らかな肌ざわりは美容や健康づくりにも優れた効果があります。

別府温泉

塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり、、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進



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年観光客数

草津温泉  令和四年度宿泊客数:約194万人  H29年:219万人 (令 和 4 年 度 草 津 町 入 込 客 数 調 書、平成29 年 度 草 津 町 入 込 客 数 調 書 より)

下呂温泉  令和四年度宿泊数 約86万人 H29年:約110万人   (下 呂 温 泉 宿 泊 調 査 表 より)

別府温泉  令和さん年度宿泊客数 約118万人 H29年:約254万人 (2021 年別府市観光動態要覧、2017年別府市観光動態要覧 より)

最新の宿泊客数と10年間で最も多い宿泊数を調べました。3つの中では、草津温泉が最も多い結果になりました。草津温泉の令和三年のデータでは、約153万人を記録していたので、年代を合わせても草津温泉が最も多いことになります。

また、驚いたことに、3つの温泉とも最も多い宿泊客数を記録したのは平成29年(2017年)だったということです。その理由として、3連休が多かったことや訪日旅行者数が前年比17%増の2700万人と多かったことがあげられます。

宿数:ホテル数 (楽天トラベル より)

草津温泉 83件 : 14件  合計 97件  

下呂温泉 47件 : 8件    合計 55件 

別府温泉 95件 : 30件  合計 125件

別府温泉が宿数とホテル数の両方で一番多いというのが分かりました。密度で考えると草津温泉は高いといえます。

飲食店数  (食べログ より)

草津温泉 325件

下呂温泉 180件

別府温泉 551件

飲食店を比較してみると、別府温泉がダントツで多いです。別府温泉は草津、下呂と比べると規模が大きいこともあって、飲食店が多いことが考えられます。


ネット、SNS枠

2023年じゃらん温泉ランキング:2022年版楽天トラベル人気温泉ランキング

草津温泉  じゃらん(全国)2位🥈、じゃらん(関東甲信越)2位🥈 : 楽天トラベル(全国)4位、楽天トラベル(関東)2位🥈

下呂温泉  じゃらん(全国)10位、じゃらん(東海)2位🥈 : 楽天トラベル(全国)11位

別府温泉 じゃらん(全国)5位、じゃらん(九州)1位🥇 : 楽天トラベル(全国)2位🥈、楽天トラベル(九州)1位🥇

以前の記事(下記のリンクから)で紹介しましたが、三湯とも地方ランキングでは上位の順位を獲得しているのはさすがの一言ですね。全国ランキングで総合的に見ると草津温泉が一枚上手なのでないかと思います。詳しくランキングが気になりましたら、下記のリンクからお願いします。

【全国編】日本の人気温泉ランキング10位~1位

https://nkobaryu10-trip.com/onsen-ranking-10-1/360/ ‎

Instagram投稿数:TikTok視聴数 

草津温泉 42.2万件 : 44.2M視聴

下呂温泉 27.7万件 : 21.0M視聴

別府温泉 15万件 : 7.2M視聴

Instagram、TikTokとも草津温泉が多いのはもちろんですが、下呂温泉を投稿や視聴数が多いのは少し意外でした。また、別府温泉が最も低いことをみると、SNSユーザーの情報発信がより別府温泉に集客をもたらすことが考えられますね。

まとめ

草津温泉

年観光客数が最も多く、それは「じゃらん」や「楽天トラベル」での人気温泉ランキングにも反映されているといます。飲食店や宿泊施設も相互に充実しており、湯畑や湯もみなどの観光地もあることから、誰もが満足する温泉地と言えます。

下呂温泉

飲食店や宿泊施設のバランスがよく、足湯巡りや温泉街のスイーツなどで顧客を楽しませてくれます。SNSの投稿も多いことから、自分お気に入りのお店をリサーチすることも容易にできます。駅前に温泉施設があることからアクセスも良い温泉地と言えます。

別府温泉

500軒を超える飲食店と120軒以上の宿泊施設の数から、別府温泉の規模感の大きさを表しています。「地獄めぐり」は誰もが一度はやってみたい温泉を楽しむ最高のアミューズメントです。宿泊施設や飲食店も多く、温泉旅行にはぴったりの温泉地と言えます。

 

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